在庫番頭 Professional Editionでは、商品に付属したバーコード(ＪＡＮコードや現品票など)を読み取って入庫、在庫追加(在庫数を増加させる)、出庫処理を行うことが出来ます。
ここでは品番を対象とした入庫/在庫追加の処理を紹介します。

（１）バーコード処理対応の「入庫」ボタンを選択
入庫ボタンをクリックして、バーコードによる入庫入力が可能な状態にします。
（２）バーコード処理対応の「品番」ボタンを選択
品番ボタンをクリックしてバーコード入力の対象を品番とします。
（３）バーコードリーダでバーコードを読み込みます
バーコードリーダでJANコードなどのバーコードを読み込みます。この操作はバーコードの欄にカーソルが無くても実行可能(※)です。読み込みを行うとバーコードの欄に読み込んだバーコードが表示され、同じ品番が既に在庫情報に存在する場合は在庫数追加で「在庫追加」に移行して、存在しない場合は新規として「入庫」に移行します。 ※検索条件にカーソルがある場合はそちらが優先されます。
高速で在庫追加入力する場合(連続取込ボタン)
	バーコードを読み取ったら、その商品の在庫数を１加算する事に決まっている場合は、「連続取込」ボタンを選択すると早く入力操作が出来ます。 バーコードを読み取って、同じ品番が既に在庫情報に存在する場合は仕入れ個数１で在庫追加となり、確認画面まで自動的に移行ます。そのままエンターキーを押下すれば、在庫数が１増加して処理が完了します。

｢在庫番頭 Professional Edition｣では、商品マスタが搭載され、これは”商品ID”の内容と連動する仕組みになっています。
商品IDに対してはJANコードや、業務上作成されたバーコードが対象となるでしょう。
この商品IDにバーコードリーダを使用して行く手順を紹介します。

（１）入庫ボタンをクリック
入庫ボタンをクリックして、入庫入力が可能な状態にします。
（２）商品IDの欄にカーソルを当てる
商品IDの入力欄にカーソルを当てて商品IDが入力可能な状態にします。 （背景が黄色になります）
（３）バーコードリーダでバーコードを読み込みます
バーコードリーダでJANコードなどのバーコードを読み込みます。読み込みを行うと商品IDの欄に読み込んだバーコードが表示されます。
（４）入庫処理を行います
	商品IDを設定した後は、商品名などを入力して入庫ボタンをクリックして入庫を行います。これによってバーコードで読み取った商品IDをキーにして商品マスタが作成されます。
■次に商品マスタの商品情報をバーコードリーダ利用で呼び出します
（５）入庫ボタンをクリック
入庫ボタンをクリックして、入庫入力が可能な状態にします。
（６）商品IDの欄にカーソルを当てる
商品IDの入力欄にカーソルを当てて商品IDが入力可能な状態にします。 （背景が黄色になります）
（７）バーコードリーダで前回と同じバーコードを読み込みます
バーコードリーダで前に読み込んだのと同じバーコードを読み込みますと、前回入庫時に入力した商品名などの情報が再現されて表示されます。 これによって同じ商品情報を入力する手間が省けます。

バーコードの読み取りは、いつでも行える方が便利に利用できます。｢在庫番頭 Professional Edition｣では、バーコードリーダがバーコード本体の文字列を送信する前に特殊な文字コードのスタートコード（プリアンブル）が送信出来る場合、在庫番頭の設定機能によって、在庫の参照時や入庫時に商品ID以外にカーソルが当たっているときでも、読み込んだバーコードを商品IDに設定することが出来ます。
この設定方法についてはこちらをご覧下さい。

※在庫番頭 Professional Edition　Ver1.88以降では、
  バーコード本体＋改行出力　で対応可能です。
　これは多くのバーコードリーダのデフォルト設定になります。